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大津市のリフォーム専門店が書く!「暮らしがかわるホームエレベーター」

上下の移動を楽にしてくれるホームエレベーターは、バリアフリーはもちろん、間取りの自由度も上げてくれます。「階段の上り下りがつらいので、エレベーターをつけたい」と思われる方も多いですが、実際、自分の家でできるかと悩むところ。

では実際の家にエレベーターをつける場合、どれぐらいの金額がかかるものなのか?また何が必要だったりするのかを見ていきましょう。


暮らし方がかわるホームエレベーターの可能性


階段の移動が大変なお年寄りや、車いすを利用する方に便利な設備で、日当たりの良い2階にリビングをプランニングしたり、寝室を設けることも可能です。

階段は「足を踏み外したり」などの事故が起こりやすく危険なところ。重いものを持ってあがるだけでなく、洗濯や掃除などの家事も楽になります。

住宅用のエレベーターはコンパクトなものも多く、畳2枚から最少で畳1枚程度のスペースで設置できるタイプもあります。

バッテリー運転が装備されていますので、停電時も閉じ込められることはなく、地震が発生した場合は、自動停止する地震管制装置などの安全面の配慮が付けらえます。
万が一、閉じ込められた場合は、外部と連絡できる電話を備えたタイプもあります。



ホームエレベーターのおおよその金額は?


おおよそのコストのイメージは、「車に乗るのをやめて、エレベーターをつくる」と考えていただけるとちょうどいい金額がイメージできます。。

エレベーターの設置費用は小型のもので200万円程度で、スペースを増築する必要があり場合はさらに数百万円の費用がかかります。ランニングコストには毎月の電気代と定期点検などのメンテナンス費用があります。

ウン千万かかるわけではないので、そういったイメージを持たれている方にとっては安いかも?

ホームエレベーターの設置についての注意事項


ホームエレベーターの設置には、事前の確認申請や官僚検査が必要です。
まず必要なものは、新築時の確認申請書の書類(副本)と検査済証となります。

この書類がない場合や昭和56年5月以前の旧耐震基準の場合は行政に相談が必要です。またエレベータースペースを増築して設置する場合は、建ぺい率や容積率の上限に収めることも必要です。


エレベーターに代わる昇降装置も検討しましょう!


エレベーターの設置のハードルの高いケースについては、いす式の階段昇降機をおすすめします。ほとんどの住宅に取付可能で、階段の側面にレール式のいすを電動で上り下がりする方法で、数日の工事で事前申請などの手続きも必要なく設置が可能です。


注意が必要なのは、階段横のレールが壁から10~20cmほど出っ張るので使わない人には通行の妨げになります。


2階利用でライフスタイルを変えられるリフォームでは、エレベーターやいす式昇降機などを利用して、快適な暮らしを手に入れることが可能になります。