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大津市のリフォーム専門店が書く!「太陽光発電でエコリフォーム」

太陽光発電でエコリフォーム

太陽光のエネルギーを電気に変える太陽光発電システムは、リフォームでも簡単に導入できます。住宅で発電して省エネ意識を高める「創エネ」。発電時の二酸化炭素の排出はゼロ。 使いきれずに余った電力は電力会社に買い取ってもらえます。

・太陽のめぐみを生かす「創エネ」リフォーム

無尽蔵に利用できる太陽光で発電できるクリーンエネルギーの太陽光発電システム。太陽電池のパネルは、瓦屋根・洋風屋根など屋根材を問わず、ほとんどの屋根に設置が可能で、発電効率は屋根の向きの日照時間や季節などにより発電量がかわります。たとえば南面の屋根を100%とすると、東・西面で83%、北面で66%という発電量です。効率よく発電するには、南面の設置面積を大きく取る方が有効です。 太陽光パネルの重量は、そう重くなく、既存の屋根に設置しても問題ありませんが、既存の屋根の耐久性など配慮しないと、太陽光パネル設置が原因での雨漏りに注意しましょう。

・太陽光発電のコスト

現在の太陽光発電のメリットには、補助金や再生可能エネルギーの買取制度があります。 たとえば補助金は、今年度、大津市での補助金は一基あたり3万円、再生可能エネルギーの買取制度の単価は毎年見直されるような状況です。 再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、電力会社による余った電力の買取価格が、導入時から10年間固定される制度です。 昼間の太陽光発電の余剰電力は、電力会社から買う電気料金より割高な単価で売電することで投資回収していきます。 設置する太陽光パネルの大きさ、パネルモジュールは、最大出力が3.5kw以上できれば4.0kw以上はほしいところです。初期費用としては、200~300万円程度が一般的です。 価格についてはメーカーにより安い、高いがありますがこれは例外なく、発電効率に比例します。発電効率とはパネル当たりの発電量で、メーカーにより、発電効率10%~20%までと大きな幅があります。安いタイプは発電量が少なく、高いタイプは発電量が大きいといえ、長く使う設備ですので発電量が大きいタイプが省エネ効果高くなるのでメリットが高くなります。

・節電意識が高まるモニターで確認

太陽光発電を導入すると、室内に発電量などがわかるモニターによって、日々の発電量や電気量の売電状態が表示され、どれだけ電力消費しているかも把握できるので、家族の節電意識が高まります。

・太陽光発電でよくある質問

■太陽光発電で蓄電はできますか?

太陽光により発電はできますが、太陽光発電システム自身に蓄電能力はありません。 現在は、太陽光発電でつくった電力の余剰分は、「売電」方式が主流ですが、今後は、住宅でも蓄電システムを導入することが増えてくると思います。一般的な住宅の10時間程度をまかなうコンパクトタイプの蓄電システムで100万円以下の物も発売されており、行政の補助金も大津市で考えた場合、20万円程度補助が享けられます。

 

■気象条件にどの程度影響をうけるのでしか?

曇りの日の場合、晴れの日よりは少ないながらも発電します、おおよそ晴れの日に比べて、1/3~1/10程度の発電量です。雨の日では、1/5~1/20程度になります。 雪が積もっている場合は、太陽光発電の発電量は期待できません。 しかし、寒い地域は適さないかといえはそうでもなく、基本的に太陽電池は、気温が低いほど良く発電しますので、年間を通じてより多くの日射が得られる地域では、トータルの発電量で考える必要があります。

 

■どのくらいの容量があれば、一般的な住宅の電気をまかなえるの?

それぞれの家庭で大きく異なるので一括りにはいえませんが、平均的には、5kw相当の太陽光発電を設置すればほぼまかなえます。

 

■ 影の影響はありますか?

近隣の建物や山、樹木などの薄い影が太陽光パネルにかかった場合、一時的に発電量は低下しますが、ゼロにはならず周辺からの散乱光で、影の部分でも1/3~1/10程度発電しています。 影ができやすい立地条件では、なるべく太陽光パネルに影がかからないような設置方法を考える工夫が重要です。 木の葉や鳥の糞が付いた場合、発電量が大きく変わるわけではありません。また、パネルについた木の葉や鳥の糞などは、降雨で洗い流されるので、清掃の必要はほとんどありません。

 

■地震、停電の時はどうなるの?

地震などで停電になっても自立運転機能により、太陽光が当たっていれば、系統と切り離して、電気が使用できます。地震時は平常時では起こらない状況も考えられるので、通電による火災やショートなどには十分注意が必要です。