リプランブログ

間仕切りカウンターを兼ねる下駄箱

2015年3月11日 カテゴリー:

造り付け家具を検討する前に、


●必要なものを見分け、捨てる・処分する・・・・・・・・収納量
「なんでこんなに物が多いんだ~」と多くの方は思われるはず。あるデーターでは、荷物のうち30~40%は「いつか使うだろう」と思いながら、ほとんど使わない物。それ以外の20%は空箱など明らかなゴミ。結局、暮らしに必要なものは全体の40~50%程度。まずは、自分の暮らしに「必要でないもの」の判断のルールをつくることです。
必要でないものの見分け方は「使い方のわからないもの」「いつ使うかわからないもの」「いつかつかうだろうと思うもの」
「また使うかもしれない、もったいない」は明らかに「いつ使うかわからないもの」です。
「もったいない」と思う物を捨てることは罪悪感を感じますが、むしろ買う時に増える分何を減らすかの管理ができるかを考えてください。
処分の方法はいろいろあり、処分=捨てるもあれば、フリーマーケットやリサイクルなどへ持ち込みましょう。マメな性格でないとフリーマーケットに出すための物があふれることになりかねないので注意です。

●自分の技量にあった方法を見つける・・・・・・・・収納方法
どんなに優れた収納方法であったとしても、それを使いこなせる技量や時間が自分に合ってないと続きません。自分に合ったルールを見つけましょう。
たとえば趣味の写真を整理する場合、性格がマメな人はアルバムにし、年代別に分けたりされますが、性格的にそこまでできないなら、引出やケースに入れ、できれば年代別に分けておく程度が精いっぱいです。このように造作収納を考えるときに、引出がいいか、扉付がいいか、オープン収納なのかなど、収納方法を考えてみてください。
すべては今までの習慣もありますし、完璧にやろうとしない事。やりやすい方法でこぎれいに、考え方の基本です。

●「ちょっと置き」と収納場所を決める・・・・・・・・収納の位置
まずは家族の習性をよく観察して、クセを見つめましょう。家族といえどもクセは同じではなく「ちょっと置き」などのクセを収納にいかしましょう。具体的には毎日着る靴下、パンツ、Tシャツなど家族別に位置を決めて自分の物は自分でする習慣に合わせましょう。
収納は、「戻す距離は最短に」すればどうでしょうか。人の習性は勝手なもので、出すことは簡単だけど、戻すことはとても苦痛。だから「使った場所ですぐ戻せる位置にしまう」を造り付け家具を考えるルールにしてください。