こだわりの無垢タモカウンターのあるキッチンリフォーム 京都市 北区 

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リフォーム価格220万円
工事期間18日(キッチン部分のみ)

こんな所を希望されていました!悩まれていました!

料理中も子供たちの様子がわかるようにしてほしい 安全に使えるようにIHクッキングヒーターにしたい

改善点

クローズタイプのキッチンだったので、家族の様子がわかる対面キッチンにしました 収納が少なかったので背面収納をしっかり確保しました キッチン前のカウンターに自然素材の無垢カウンターを使い、配膳スペースも兼ねました

50年以上前に建てられた木造住宅のキッチンは、3帖ほどのスペースの独立型のキッチンでした。
今回、子世帯との同居のために時代にあった二世帯住宅リフォームをすることになり、キッチンリフォームだけでなく、全面リフォームをおこなうことになりました。
ワンルームのLDKにするためキッチンの位置も大きく変わることになりました。給排水配管も全面的に入れ替えをおこない、断熱工事は蓄熱暖房機の効率が上がるように、床下、壁内、外周に接する天井など省エネ効果のアップをねらいました。
また、構造部分は耐震性能を高める工事として、床下の基礎補強、構造用合板パネルでの壁面の耐震壁を設置して、安全に暮らせる住まいをめざしました。

2世帯リフォームで成功するポイントは?

多くの2世帯リフォームは、親の家に子世帯が同居するケースがほとんどではないでしょうか? その場合は、スペースが限られるので、完全分離型のプランとはいかず、プライベートな専有部分と共同で使う共有部分をどのように使い分けるかを考えることがポイントです。

・キッチンスペースをどうするか?

2世帯住宅のリフォームのキッチンは、できれば別々の2ヶ所を造るのがベターです。
実の親子でも義理の関係でも、いっしょに暮らすとなると思った以上に気を遣ったり、食べ物の好みも変わりますし、料理の時間もことなる場合があります。
「2つもキッチンをつくる広さはない」という場合は、ミニキッチンでも構いません。
平日は簡単な料理はそこで済ませ、週末家族が集まるときは、メインの大きいキッチンを使うようなプランはどうでしょうか?
メインの大きなキッチンを親世帯、子世帯のどちらが使うかは、家族のあり方によって変わりますが、一般的には子世帯がメインの大きなキッチンを使い、親世帯がミニキッチンを使うパターンが多いでしょう。
メインキッチンを使う世帯は、家族のあり方によって変化していくことも想定しておけば、料理をする機会が多い世帯がメインキッチンをお使うとよいでしょう。親世帯と言ってもまだまだ若い親世帯がメインのキッチンを使われることもあります。

・リビングスペースをどうするか?

2世帯リフォームのリビングで別々に造りたい場合は、1,2階にそれぞれのリビングをつくりますが、スペースが必要になってきますので難しい場合があります。
逆に、二世帯共有の広いスペースをつくり、そんな場合でも、それぞれの世帯のセカンドリビング的なスペースを確保したいところです。仲のいい親子でも時には気詰まりもあるでしょうし、来客の対応にも便利です。別のフロアに小さなセカンドリビングを設けたり、リビングや寝室近くの書斎、家事コーナーなど、空間がつながりながらも少し囲われた場所があると、気がねなく過ごすことができます。

・水廻りスペースをどうするか?

浴室はわけて2つほしいとのご希望は結構多いですが、工事が高くつく工事でもありますし、ランニングコストなどの光熱費も必要です。
浴室を使う時間帯を変えれば、それぞれの世帯とも苦になりませんし、最近はお湯の冷めにくい浴槽など快適に過ごせるので、むしろ一つの浴室にすることで、ひろびろ、省エネをおすすめします。
注意したいことは、入浴時の音が気にならないように、寝室から離したり、場合によっては、別のフロアにシャワールームを設置してもよいと思います。

洗面はむしろできれば分けて2ヶ所、設けたいところです。
洗面を化粧のために使われる女性は多いですし、家族を使用時間も重なりがちになります。
家族それぞれの化粧品や日用品が増えて乱雑になりがちですので、使い勝手も良くなります。1ヶ所は脱衣室を兼ねた浴室前に、もう一カ所は、廊下などのスペースに設けても良いのではないでしょうか。

・玄関をどうするか?

玄関を分けるかどうかの判断は、夜遅くの帰宅があるなどの家族の生活時間帯の配慮などで考えればよいでしょう。また来客が多い場合などや、プライバシー重視したい場合は玄関を2ヶ所と考えればよいでしょう。
一般的にスペースも必要になるので、玄関は1つの場合が多いです。
そうは言えども、専用の出入り口として、子世帯用の階段室近くに2階に直接上がれるような勝手口があると便利です。

・2世帯リフォームの設計のポイントは?

二世帯リフォームのプランについては、10年後などの将来の暮らしのを考えると親世帯が1階、子世帯が2階というように、上下でフロアを変えるのが一般的です。
子世帯の共働きが一般的になった現在では、祖父母が孫を見守る時間を考えて2世帯同居のリフォームをされるケースも多いので、2階の子世帯スペースが足りない場合は、1階に孫の部屋を配置することも良いのではないでしょうか?
二世帯リフォームで大切なことは、家族の日常を将来をプランに反映することです。
住まいに対する思いや生活が違うのは当然なことなので、遠慮せずにお互いの本音を出し合い、理解しあうことが2世帯リフォームを成功させる大切なポイントです。

この実例の水廻りリフォーム実例